集客ブログ
ジム/スイミングなど、フィットネス業界の集客できるチラシデザインのテクニック【1】
株式会社マックスヒルズは日本全国のフィットネスジム、ヨガスタジオ、スイミングスクール、ゴルフスクールなどのスポーツクラブの皆さまの広告全般を担当させていただいている会社です。
今回は営業目線からのデザインのお話です。「営業マンがデザインの話をするの?」と疑問に感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。どうして営業からデザインの説明をしているのか。その理由は、営業という立場はクライアントの強み・弱み、ライバル店とのバランス、トレンド、業界の市場などをいち早くキャッチできる立場になるからです。ですから株式会社マックスヒルズでは、チラシやWEBのデザインのディレクションは営業が担当し、集客に結びつけています。
さて、今回は「初心者ターゲットのチラシ」における、スポーツクラブ専門の広告代理店のテクニックをお伝えいたします。
~この記事は、SPORTEC 2015で開催した「~広告担当者の方必見~フィットネス業界のチラシ4,800デザイン作った男が教える、当たるチラシの作り方!」 というセミナー内容をもとに、Web用に再編集してお届けしています~
目次
1:キャッチコピー編/初心者をターゲットにする場合のキャッチコピー
真っ先に目に飛び込むキャッチコピーは、ターゲットを限定して自分に関わりのある内容だと関心を持たせる役目があります。スポーツクラブ初心者、運動初心者、水泳初心者など、ターゲットを限定して情報を発信します。メインコピーで使うときは最低でも紙面の1/5以上、できれば1/3以上のスペースを使って訴求しましょう。
(補足)初心者ターゲットの訴求文言をメインコピー以外で使う場合
アイキャッチ性をUPさせるため、初心者マークアイコンや吹き出しなどの飾りパーツを加えて視覚的理解を促します。
2:メイン写真編/キャッチコピーと写真は連動させて
チラシは、ストーリー性のあるデザインが大事です。特に初心者をターゲットにしたチラシは、初心者向けのキャッチコピーがあって、それに連動するような形でメインの写真を配置します。
写真選びでは、ターゲットは初心者ですから、女性がストレッチをしている姿や笑顔でフィットネスを喚起させるような前向きなイメージの写真が適しています。 思い切り走っている写真や、重量のあるバーベル持ち上げている写真は、キャッチコピーとチグハグなイメージを生み出してしまい説得力がなくなるので注意しましょう。
3:新しい価値編/ターゲットが知らないと思われる情報を掲載する
フィットネス業界の方にとったら当たり前の情報でも、初心者をターゲットにする場合は当たり前のことも当たり前ではなくなります。何も知らない方に向けて丁寧に施設の情報を伝えていきましょう。
消費者が知らない評価基準や、スポーツクラブに対するイメージを変えることは、入会を検討している方にとってスポーツクラブを選ぶ理由にひとつにつながります。
例えば、見学無料、駐車場の有無、お風呂・シャワーなどの付帯施設など、そういったニーズも確実にあります。
4:信頼編/スタッフの資格や設備の特徴を記載
信頼につながる具体的な資格や設備のこだわりなどを掲載し、まだスポーツクラブへ来たことのない方に向けて信頼できる理由を訴求します。
例えば、資格でしたら「健康運動指導士」や「フィットネストレーナー」など、スタッフが保有している資格を具体的に記載。設備面のこだわりでしたら「水がきれい」「マシンが使いやすい」「段差がない」なども訴求のポイントです。
5:アイコン編/アイコン+誘導文言で注目度アップ
10年前と比較すると、同業他社と比べて入会する方が圧倒的に増えています。スポーツクラブ以外でもモノを買うときには比較して購買することが当たり前になっているので、まずは施設に来て見学してもらえたり、Webへの流入を促したりする工夫をしましょう。
その際、大切なのは目に留まるアイコンと誘導文言です。デザインのポイントになるアイコンを使い、その周りに背中を優しく押してあげる誘導文言を掲載しましょう。
日本のスポーツクラブへの参加率は3%〜4%と言われていますので、潜在顧客として初心者の方向けの集客が非常に重要なことが分かります。今回ご紹介の具体例を使って、ぜひ初心者の方々の集客に挑戦してみてください。